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ご感想:飼い主を攻撃する柴犬13歳

つじ
つじ

大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです


南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。

症例プロフィール

犬種:柴犬
年齢:13歳
性別:雄(去勢済み)

主なお悩み

・飼い主に対する本噛み
・老犬の運動のさせ方

経緯

もともとご家族以外の人が大の苦手で、他人に触られそうになると噛んでしまうことがありました。

それを克服するために訓練士より強制訓練を受けました。その結果、血まみれの大惨事(訓練士が噛まれた)となり、犬に大きなトラウマを残して訓練が終了。

その後は、ご家族様が犬に触れようとするだけでも唸る、噛む状態になり、とても危険な状態でした。

その後

期間は初回カウンセリングから3か月で終了しました。

初めてお伺いしたときは、口輪を装着しないと触れることも出来ない状態でした。13歳で腎臓病といったハンデもありましたが、トレーニングを重ねることで、触られることに対して全く問題なくなりました。

また、カウンセリング途中で犬の歩行の違和感を感じ、病院の診断を促すと、足の疾患を見つけることが出来、適切な処置を受けることが出来たそうです。

ご感想

ある出来事がきっかけで、飼い犬(柴 オス 13才) が、触られることを極端に嫌がるようになり、手を近づけるだけで噛みつこうとするようになりました。

リードの着け外しやからだの手入れも儘ならない状態でしたので、一日も早くなんとかしなければと、自宅訪問をお願いできるトレーナーさんをインターネットなどで探す中で、辻先生のことを知りました。

此方の都合でカウンセリングは土日祝のみで、そのうえ遠方でもありますのでお願いできるかどうか不安でしたが、快くお引き受けくださいました。

犬との信頼関係を築くことが大切とはわかってはいても、噛まれたら…という恐怖心が先に立ってしまい、自分ひとりでは行動出来ずにいたのですが、先生に段階を踏みながら進めていく具体的な方法をご指導いただき、一歩踏み出すことができました。

毎回終了後「カウンセリング概要」を分り易く丁寧にまとめてメールで送ってくださったので、現在の状態と次の目標をしっかり確認出来、日々の励みとなりました。

又トレーニングが思い通りに行かず心が萎えそうになった時は、先生からの励ましの言葉に幾度となく助けていただきました。

先生は専門的知識が豊富で且つ経験も多く積まれており、犬の“こころ”と“からだ”両方の面から適切なアドバイスを沢山いただき大変勉強になりました。

「何歳でも遅すぎることはないです!がんばりましょう!」 と頭を使う遊びや楽しく行えるリハビリの仕方をいろいろ教えてくださり、“楽しく元気に長生き”という新たな目標も加わりました。

お陰様で以前のように触れあうことができるようになってきました。

先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

カウンセリング終了後には、愛犬に触れるようになりました!