大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです。
南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。
目次
症例プロフィール
<1匹目>
・柴犬
・3歳
・雄(去勢済)
<2匹目>
・柴犬
・4歳
・雌(避妊済)
・リードの引っ張り
・吠え
経緯
犬や知らない人、小さい子どもに対して、視界に入ると吠えます。また物音や環境の変化に弱くずっと吠え続けることも多いです。
散歩では、リードを引っ張られることも多く、多頭飼い(柴犬4歳、メス)なので苦労しています。
先日、多頭散歩をしている最中に、2匹から引っ張られ、片方の愛犬のリードが手から離れてしまい、脱走して道路に飛び出し車に轢かれました。
現在は、病院で治療中で、快方に向かっています。
ご感想
始まりは「つぶ」が車にはねられた事故でした。
一緒に散歩していた「ふう」が強く引っ張ったり公園で遊ぶ子どもに吠えたりするのに気を取られるうち、リードが手から離れてつぶが道路に飛び出してしまったのです。
幸い命に別状はなく、ケガも2か月で完治しましたが、この2匹の引っ張る、吠える、離れたら逃げる、をどうにかしなければと、これを契機にohana relationshipさんに相談してみた次第です。
辻さんのカウンセリングはわかりやすいものでした。
散歩は長めのリードでゆったりと。「おいでー!」と呼んではおやつをあげる。
不安や緊張はおやつで心を落ち着かせながら・・・。
小粒のおやつをたくさん用意して、4回のカウンセリングで気長に取り組んだ結果、ふうは吠えたり引っ張ったりが目に見えて減りましたし、2匹とも「おいで!」と声をかければ素直について来るようになりました。
何より、私たち飼い主に犬の気持ちをわからせてくれたことが、これらの成果の最大の理由だと思います。
そんな方針でカウンセリングを行ってくれた辻さん、ありがとうございました。また何か困った時には相談させて下さい。