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ご感想:糞をしている最中に首を回して食べてしまうトイプードル

つじ
つじ

大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです


南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。

症例プロフィール

・トイプードル
・1歳
・雌(避妊済)

主なお悩み

・食糞
・ハーネス・服を着る際の攻撃性

・吠え(主に何らかの要求)

経緯

食糞が半年以上も続いて悩んでいます。
以前に他のドッグトレーナーさんに相談しましたが、悪化する一方です。

最近では、糞をしている最中に、尻の方に首を回して食べるようにもなってしまいました。

他にも、ハーネスや服を着せる際の咬みが強く、要求の吠えも多く、叱っても改善しません。

ご感想

ハーネス装着時の嚙み、食糞も酷くて改善策が見つからず、愛犬との生活に自信がなくなり、指導を依頼しました。

生後6カ月の頃から食糞が始まり、1歳頃にはウンチが出る時に顔をお尻に向けて食べようとする程酷くなっていました。

ドッグトレーナーさんのご指導や、ネットで検索した方法も全く改善されず、家族もイライラし始め、さくらとの生活が楽しめなくなっていました。

最初のカウンセリングでは、愛犬の性格、衣食住、ワクチン接種も聞いて頂き、犬育てが初めての私達に、相談内容以外の改善策のアドバイスも頂きました。

食糞は、トレーニングをしながらフードの見直しを提案して頂きました。

今までドライフードを替えても2週間で食べ飽きていたのが、食餌の選び方を教えて頂き、替えてからは、1日2回食べ続けるようになり、1ヶ月後にはお散歩時にウンチをするリズムが出来た事で反射的に食糞しないようになりました。

フード選びが、食糞の原因だったとは思いもしませんでした。

ハーネス装着時の嚙みも提案して頂いたハーネスに替え、辻先生と一緒に段階を踏みながらトレーニングすると、自分からハーネスの中に頭を入れ、じっと待っている姿を見た時、ネットでは得られない誉め方やおやつのタイミング、細かい段階を飛ばしては駄目な所などが大事なんだと知りました。

 
1歳を越えて続く食糞は治りにくいと言われていたので諦めかけていたのですが、原因を探して頂ける辻先生にお願いして治り本当に感謝しています。