辻 菜津美 Natsumi Tsuji
BSc, Dip.ABST, Cert.CN, CBATI-KA
犬の行動と栄養のコンサルタント
- DBCA認定 ドッグビヘイビアリスト
- BAT認定 ドッグトレーナー(CBATI-KA)
- 犬の栄養コンサルタント(南イリノイ大学のコース終了)
主な認定や終了証
・DBCA認定ドッグビヘイビアリスト 日本
・CBATI-KA認定ドッグトレーナー 米国
・南イリノイ大学:犬と猫の栄養証明書 米国
・ CASI:犬の栄養学終了証 カナダ
・ CASI : 動物の行動科学技術ディプロマ カナダ
・ Compass : 馬の行動心理ディプロマ 英国
・ Compass : 上級犬の行動心理ディプロマ 英国
・International Association of Animal Behavior Consultants サポートメンバー
その他多数…

2014年~
大学在学中に馬のトレーニングを学ぶ。
主に新馬トレーニングと流鏑馬トレーニングに携わり、50頭以上のトレーニングを行う。
2017年~
馬と犬の類似点に興味を持ち、犬の行動やトレーニングについて本格的に学び始める。
愛犬のアンディ(ボーダーコリー)を迎える。
2020年~
ドッグビヘイビアリストの資格を取得する。
子犬の相談から重度の問題を抱える犬の相談まで、幅広く受け入れる。
英国Compassの課題添削をする「専任チューター」を任され、ドッグビヘイビアリストの育成にも携わる。
2021年~
今まで蓄積してきた多くの事例により、栄養と行動の密接な関係に気づく。
また、自身の愛犬のひどい体調不良に悩まされるも、動物病院から治療法がないと言われ、本格的に犬(と猫)の臨床栄養学を学び始める。
犬の行動のご相談が増えた影響で、他で上手く行かなかったケースのみを受け入れるようになる。
2022年~
愛犬の食事の見直しを行うことで、愛犬の体調が劇的に回復する。
日本で数少ない「総合栄養食」の基準を満たす手作り食の作成依頼を本格的に受け入れる。
※現在は、主に食物アレルギーが原因となる健康上のご相談を受け入れる。
はじめまして、辻と申します。
最愛のパートナーである雄のボーダーコリー、アンディのお陰で今まで多くのことを経験し、学ぶことができました。
アンディは、生後2カ月になった頃にブリーダーより譲り受け、迎え入れました。
彼が思春期を迎える頃から徐々に「散歩での過剰な興奮」や「過剰な恐怖反応」の片鱗が見えてきました。
室内では、リードを弛まして歩けるのに、外へ一歩出た途端に、ロケット噴射のように常に猛ダッシュ…
犬や猫が視界に入った瞬間に、釣り上げた魚のような大興奮状態…
また、今までなんともなかった刺激に怯えるようにもなりました。
垂れ幕が風でヒラッと動いただけで、大パニック…
怖がり方は、まるで野犬の怖がり方に似ていました。
また、健康面でも大きな問題がありました。
(※健康問題が行動にも大きな影響を及ぼした可能性が高いと推測できます。)
仔犬〜1歳半ぐらいまでは、原因不明の水便・血便を頻繁に繰り返す日々。
水便は、突如やってくるので、深夜から1~2時間おきに散歩に連れて行って、排泄を促したことも何度もありました。(散歩に連れて行くタイミングを逃すと、部屋全体が糞まみれで悲惨なことに…)
たくさんの精密検査や動物病院を巡りましたが、結局原因と対処法は分からずじまい。
最終的には、動物病院の方から「そういう体質もあるからね〜」と言われたときは落ち込んだあと、「これは自分で解決策を見つけなければ!」と決意したときのことも鮮明に覚えています。
その後、南イリノイ大学で「犬と猫の基礎栄養~臨床栄養」を学び、犬の総合栄養食の作り方や、様々な犬の疾患に対応した栄養調整を学びました。
そのお陰もあり、アンディは現在、便の状態は安定し、体調はバッチリ良くなりました。
アンディの行動と身体の問題を解決するのは、簡単ではありませんでした。
しかし、素敵なメンター(先生)の方たちとのご縁があり、アンディの行動面・健康面の問題は大きく改善することができました。
今では、その知識がたくさんの愛犬&飼い主様の役に立てていることが嬉しく思います。
